中沢滋人
北海道帯広市が17日発表した2023年度当初予算案は、一般会計総額が前年度(6月補正後)比0・2%減の861億7200万円、ばんえい競馬の特別会計は前年度比で11・2%増で過去最高の497億3600万円。特別・企業会計を含めた全会計合計は過去最高の1867億6千万円。
24年度から中学生までの医療費自己負担を1割に、未就学児は無償化するが、その導入準備のシステム整備費用などに約1700万円を計上。帯広少年院跡地(7・5ヘクタール)の土地利用に関する調査事業に2千万円、登校できない児童のオンライン学習のプラットフォーム導入に439万円を計上した。
近年の電気代高騰で、光熱費は前年度比で約4億円増の見込み。ふるさと納税の基金から繰り入れや、コロナ禍が落ち着くことで見込まれる市民税の増額分で補うという。(中沢滋人)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル